
これからは障害のある人が自分の意志で選べるだけの、さまざまな福祉サービスや施設が用意されなければならないでしょう。
三番日には自立ということです。
最近、施設や親元から出て、町の中で仲間と一緒に暮らす障害のある人が増えてきました。
障害が重度でも、親から離れて自立したいというのは、青年期になれば誰もがもつ願いです。
そして、できれば好きな人と結婚したいというのもあたり前の願いです。
そのためにグループホーム(生活ホーム)を作ったり、自立生活を援助するための自立生活センターを作る動きが盛んになってきました。
こうした障害のある人の願いを実現するためには、経済的な裏付けが必要です。
1986年から国民年金制度の中に、生活保障というにはまだ十分とはいえないかもしれませんが、障害基礎年金が実現しました。
このほかにも、職場や作業所など、働く場が確保され、そこでの賃金が保障されて、障害のない人と同じような生活ができることを、障害のある人は願ってます。
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